それでも逝きたい者達へ

メンヘラと認めたくない精神障害者のはなし

明けましておめでとうなどと言える人間が周りに居ないものでして

 

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こちらは年末に書いた鮮血書道です

特に意味はありません

 

明けましておめでとうございます

とはいえもう「年始」と言うには些か遅すぎる日にちになってきましたが。年始って何時までを指すのだろうか。もうそろそろ1月も中旬になりまして、新年のご挨拶なんていうタイミングでもないだろう。三が日、とか五日までとか、一般的な仕事初めまで、とか。無職には時期も時間も曖昧なものでそういった季節柄の焦りや忙しさも無いものだから、判らないな。相変わらずただ漠然とした生きることへの焦燥感しかないんだろうな。

 

明けましておめでとうと言った人は何人だろうか。多分片手で充分に足りる。

祖父母で2カウント、たまたま先日メンクリに足を運んだからそこでのカウントをいくつとするかによるけれども。(受付に数人人がいる)

恥の多い人生を送ってきました。なんて正にこの事で、家族に一言も告げていないどころか会話すらまともに出来ていない。近状の家族関係は割と最悪である。

 

年末年始。まあ普通に働いているいい大人や学生には休暇という縛りのある休暇があるわけで(無職は無期限休暇なので実質存在しない)、その最悪な環境下で過ごさねばならない。

常に誰かしらが家にいる。たとえ自室に篭っていたとしても、それを一人きりの環境と言うにはあまりにもあたしの被害妄想センサーがビンビンに働くのである。

気配、音、話し声や、何となく年末年始らしい空気が出る家の中、ダラダラと音が漏れ出すテレビの特番。全てが癖になったあたしには敵にしか思えなくて仕方がない。

故に年末休みに入る直前に大量の酒を買い込み、不安を感じないように唯ひたすら独り飲み続けた。大体クリスマス前から先日まで。必要な外出以外は避け、引きこもり、誰となんの会話をすることなく、豪華な食事を食べるでもなく、地獄の約10日感は酒に吞まれて終わった。

ソシャゲではあけおめ!といい回り陽気で元気な振りをして只管にiPhoneだけを見詰めて過ごす年越し。実に詰まらない人生である。友達も当然ながらいないようなものなので、いつの間にか電子化した年賀状という名のあけおめLINEも無いに等しい。ああ惨めだなあ。そう思ってはいたものの、自分から他人に連絡を取るなどはせず、矢張り通知の来ることがないLINEに何となく侘しいと感じた。感じただけでだからといって何かパリピ的なイベントがしたかったわけではないのだが。

 

前年の年始生活も大概苦痛で、当時は元彼の実家に居候していたのだが、まず挨拶から食事まで管理されているような気がして窮屈で仕方がなかった。もう一生おせち料理なんて食べたくないとも思った。

元彼母はもちろんの事、その兄まで泊まり掛けの訪問までしてくれていたわけで、ただただ疎外感しか感じない空間で、視力の悪さで全く見えない正月特番を眺めながら味のしないおせち料理を口に詰め咀嚼だけしていた。お腹いっぱいでも残すにはあまりにも申し訳が立たずに、無理矢理押し込む。そんな生活が何日か続いた。そっちの方が余程、何も無い今より苦痛で堪らなかったとは思う、が。

 

酒を呑み腕を切り、眠につきまた酒を呑み、時折何か口に詰め、食事という食事を捨て、屍の様な生活をした。

調子に乗って年始に書き初めしまーすなんてTwitterでつぶやいていたけれども、滴る血を集める気力もなく、書くことも思い浮かばず、抱負などもなく、面倒になってやらなかった。

12月半ば辺りから風邪的なものを引き、鼻炎が悪化し咳が止まらず、未だに咳は引きずっている。これみよがしにブロンを買った。よく効きます、ありがとう。

メンクリ帰りに買ったんだけど、マスクしてたせいもあり、店員の前で咳き込みをして見せた事もあり、かで「風邪ですか?」的な接客を受け「やべえ。最近コデイン入の薬剤規制激しいし話題にもなったからここでブロンは買いにくいか……」と焦ったものの、今何か飲んでます?の問に対して「あー、普段咳が出る時はコレを……」とブロンを指差すと、ああブロンは効きますからねえ(にっこり)の後にシロップまで勧められたので、「何だこの店員チョロいかよ」と親切心に向けて心の中で毒を吐くのだった。

因みにバスターミナル内の小さめなコンビニ兼医薬品売場みたいな場所で、スペースがないせいかブロンもダミーではなく現品が置いてあるし、購入制限の規制もない。今時どこのドラッグストアでもダミー化や規制の注意書きがされていると言うのに。

と、思いながら不審に思われないよう(今回はOD目的ではないので不振もクソもないが)1瓶84錠と、トローチ的なものをお買い上げした。いかにも病んでそうな感じ醸し出してると思ってたけど杞憂だったかな。さっきも書いたがメンクリ直後である。

未だに咳は良くならない。ただ即効性は評価に値する。ありがとうブロン。

 

今回のメンクリは唯ひたすら「地獄だった」としか言えないような感じで診察を終え、オタク気質のあるカウンセラーとは大体ゲームの話と声優の話をして終わった。平和かよ。

しかし毎度思うけど臨床心理士って大変ですよね。何人もの相手と1時間近く対話をし、かつ否定的な意見は一切出さず、ただただ(本心かは置いておいて)肯定しかしない。共感しかしない。趣味が合わなければ話もより大変なんだろうなと思う。あたしの場合でさえ、こちらが勧めた音楽などに興味を持ちメモをし、次のカウンセリングまでに履修して来てくれるのだ。たった少し、話を合わせるためだけに。神かよ。

 

 

そんな感じで年末年始の地獄を抜け、今は大体一人の時間に戻れて来ている。かなり気が楽である。それでも夜は憂鬱で仕方ないが。

今日は絶対寝言言ってたな、と分かるくらい夢の中で抱腹絶倒していた。何が楽しかったのかもう思い出せないが、あんなに笑っていたのだ。夢の中のあたしが羨ましい限りである。

 

 

 

新年明けましておめでとう御座いました。

今年は死ねますよう。

 

 

 

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P.S 最近自分の手に歳を感じ始めました。自分の身体で1番褒められるのが手だったんだけど限界かもしれない。腕ではなく手、ね。

(先日のツイキャスカラオケより)