それでも逝きたい者達へ

メンヘラと認めたくない精神障害者のはなし

言葉

 

 

あたしは言われて傷ついた言葉をいつまでも根に持つタイプである

 

だからメモとして残しておこう

家族が楽しく話しているのを見て気が狂ったあたしが、自室で暴れてからの母親の言葉

「あんた、またおかしくなったの?」

鼻で笑う

心配するでもなくただ馬鹿らしいと言いたげに鼻で笑ってそう言った

 

あたしは大声で非難した

しかしそれでもやりきれなくて首をつった

ドアノブにベルトをかけて、指で頚動脈を圧迫してそのまま体重をかけた

ラクラと意識が遠のいていく

あ、これでいいんだ

そう思ったあたしは1回やめて、母親にLINEをする

「運良く死ねたらさようなら」

既読無視

本当に死んでしまっても3日くらいは気付かれないのではないかと笑ってしまった

 

またベルトを首にかける

あたしはおかしいかもしれないけど、それを他人に言われる義理はないんだ

あたしはおかしい

あんた、またおかしくなったの?

なあ、その言葉が頭から離れずにいるよ

 

 

運良く死ねなかった、惨めである。