それでも逝きたい者達へ

メンヘラと認めたくない精神障害者のはなし

26歳、毛根死滅の危機

 

たまにはネタになる話とかないかなーと思ってきた辺り、ブログを書くことが楽しくなっている節がある。言わば日記みたいなもんだけど、元々文章を書くことが好きなあたしは、(同人活動は文字書きメイン、5教科で唯一5が取れる教科は現代文だけだった)今日もこうしてシコシコと、誰にもURLを教えてすらいない=誰も見てすらいない記事を自己満足のために書き続けているのである。

(ここでレキソタンハルシオンセルトラリンを飲み干す)

 

どうでもいいけど薬の管理が全くできない人間なもんで、床という床に錠剤が散らばり、稀に中身だけ落ちてるからそれ見て何の薬か当てるゲームをしている。一応薬箱(薬をぶち込んでるカゴ)はあるにはあるのだが、お目当ての薬がなかなか見つからない。毎月きちんと薬ごとに小分けし、量が多いものはご丁寧に輪ゴムで縛って渡してくれる薬剤師に謝れと。もう持ち帰った瞬間から小分けにされた袋は存在価値をなくし、薬のシートだけがカゴにぶちこまれるもんだから、なんか関係ないOD用の酔い止めとかロキソニンとか今はもう飲んでない向精神薬だとかなんかいっぱい入ってごちゃまぜなのだ。しかも、飲んだあとのゴミすらそこに残留している。1st事に小分けにできるんだから空いたぶんだけちぎって捨てればいい話を。よって先程飲んだ薬のうち1種類が1粒すら見つからず、(新しくつい最近処方されましたよね?)適当に床に落ちてるやつを飲んだ。パウチ?は空いてないから実質セーフである。このくせはまじで直せない。どうしたらいいのかアドバイスが欲しい。

 

はい、話がそれた。

今回は薬とかメンヘラとかそういう話ではなく、あたしの毛根の話である。

あたしは昔から髪の量が多く、細くも太くもなく癖もない、実に健康な髪の毛を持って生まれた。幸せなことである。だからまあそれなりのBBAになってもハゲはしないだろうと思っていた。高校までは大体腰上ロングヘアを維持し、フリーター時代に髪を結びたくない、横髪まで結ぶのは嫌。(接客業だからルールである)みたいな思春期?特有のワガママを経てボブカットにした。髪も暗めの茶髪~だんだん明るくしていき完全に規定違反をしながら適当にしのいでいた。エスカレートすると注意喚起が入るため少しだけ黒くする。みたいな、男だらけの職場だったため、割と寛容だったけど。

 

身だしなみに厳しめのバイトを一旦辞め、就職し、そこでも当然適応能力がなく(ほぼほぼ年下未成年癇癪持ち女上司のせいである)程なく退社、それから髪型自由のコールセンターへ入社。頭皮イジメの第1歩である。

ブリーチはせずにとにかく明るい茶色を定期的に入れまくった髪は、だいぶ痛みつつも金髪になりかけくらいを保っていた。コールセンターも長続きすればまだ良かったもののこれもすぐ退社、最初のバイト先に軽々と出戻りをする。

仕事の能力は評価されていたため戻りたいと言って直ぐに復帰した。実に半年くらいしか留守にしていなかった。あたしの頭髪はそのままである。軽い面接で何も言われなかったためそのまま過ごしていたが程なくおしかりを受け色々言い訳をしながら少しずつ暗くしていく。全く無茶ぶりを言うような店長があたしは大嫌いで、いきなり「明日の系列店のプレゼンと表彰式にお前連れていくから黒くしてこい」と言われ、半ギレで黒髪スプレーをふりかけた。あれ、ムラが出来ないようにするの難しいよね。あとスプレー代出せよ、と貧乏フリーターは思うのである。

プレゼンの資料とパワポの作成はあたしがしてたし、(なんなら職場内で最年少だった)ステージに立たずともとりあえず連行されるくらいなら許せた、が。

「何で髪を黒くしろとか言うかってな、お前を今年度の店舗優秀賞としてステージに立ってもらうからだよ。そういう人が身だしなみがなってないと示しがつかんやろ?」

 

は???

 

いやいやいや、先に言えよそんな大事なこと。何やら社員3人合致であたしに決めたらしいんだけど本当は事前告知などしないらしい。まあ表彰だしな。…………って表彰???

そしてあたしはよく分からないまま会場に連れていかれ、まばらに暗くなった頭髪でステージに上がり、賞金を頂きその場を乗りきったのだ。賞金は多分タバコ代に消えました。

 

そこから、あたしの髪の毛明るくしたいワガママvs暗くしろの社員生活を続けつつ、ピアス禁止だとわかっていながらもボブカットも維持していたあたしは、ピアスジャラジャラ付けたまま働き続けた。頭髪は当然アウトである。

後に運命的な(メンヘラ的な)出会いを経て、働くということが苦しくなったあたしは、大好きだったはずのバイト先をバックレ、間もなくして退社。人生で1番の後悔かもしれない。せめてバックレ足りせず、鬱はカミングアウトしていたのだから円満退社すべきであった。

 

当然、自然な流れでニートとなったあたしは、まず髪を痛めつけ始める。めちゃめちゃ奇抜なアシメにしてみたり、セルフブリーチを2日連続してみたり。日を開けずに色を入れたり、みんな大好きマニックパニックの出番である。

当時推していたキャラクターの髪色が紫だったため、とりあえずメッシュから金髪+紫髪デビューをし、とち狂った時は全体を真紫(巨峰みたいな色である)にして遊んでいた。色落ちしてドブネズミ色になった時が1番気に入っていたかもしれない。

そこから実家を出て、田舎に比べれば奇抜な髪色や金髪だって珍しくもなく、あたしはブリーチをしまくった。とにかく毛根を虐め抜いていた。

するとある時から頭皮が異常に痒くなり、市販薬を使い(めっちゃスースーして痛い)場をしのいでいたが、段々とフケがボロボロと出るようになってきた。(このタイミングで金髪→セルフで黒染めしてるからただの馬鹿である)

炎症は悪化の一途を辿り、ただ過ごしているだけでも痛いしかゆい。かけば汁が出てかさぶたになる。ようやく皮膚科を受診するわけだが、「よくあるんですよね、季節の変わり目の乾燥でこうなる人」という一言。いやいやいや、完全に頭皮をいじめにいじめたあたしのせいだけどね。頭皮のATフィールド無視しまくってロンギヌスの槍突き刺しまくってたから当たり前じゃん。とは言わずに頭皮用のローションを貰い治療を始める。が、薬を塗らなくなった瞬間からまたすぐ炎症は再発するのである。

去年の真冬であった。ただでさえ鬱状態が続き外出すらままならないあたしは、皮膚科に行くことが億劫で仕方がなく、フケを撒き散らしながら(汚ねえ)生活していた。

 

そして、一年半ぶりに両親と再会。あたしが実家に帰省するタイミングである。

母「あんた、後頭部禿げてない?」

ショックだった。確かに薄くなっている気はしていたが指摘されると気になるものである。

それから定期的に皮膚科を受診しているが過度の感想がうんたらかんたららしい。脚とかもうカッサカサである。顔面がむかしは脂性でニキビだらけだった思春期を送っていたため、まさか乾燥を敵に回すとは思っていなかった。

 

そして

 

ここ数ヶ月 

 

抜け毛が異常すぎるのである。

とにかく抜ける。手ぐしをせずともまとめた髪を軽く引っ張るだけでありえないほど抜け落ちる。もう俺の完敗だから助けてくれ。

最後に髪を切ったのも染めたのも一年以上前の話なのに、ハゲまでの道筋は順調に開発されている。とにかく炎症を起こしている部位がかゆい。ついついかいてしまう→血まみれになる→かさぶたができる→剥いでしまうの繰り返しであった。いや、これ完全にあたしのせいな。

だからって髪の毛抜けることないじゃないですか、ねえ……根気よく生きてくれよ……な?毎日髪を梳かす事が怖くて仕方がない。

鬱状態ではなかなか風呂にも入れない状態が続くのも悪い。(頭の洗いすぎも乾燥するから良くないらしいんだけどどっちだよ!!!)とにかく現行で頭がかゆい。そして母が極めつけに「あんたココ、(炎症ひどいとこ)もう禿げちゃってんじゃん?十円ハゲになっちゃうよ」後頭部の話である。

髪の分け目を変えるなんて高とい技術はもちあわせていないし、一体どうしたらこの毛髪を護ることが出来るのだろうか。ステロイド剤塗ってるから禿げたりしてるんじゃないの?ちがう?やっぱり掻きすぎですよね、、わかってるから……ごめんね……家中に髪の毛ばらまいて……一種の抜毛症の如くごっそりと抜ける髪。(抜毛症の疑いも多少あるのだが)

あたし、まだ26際になったばっかりなの。まだぷいきゅあにすらなれてないわ。

 

ところで、いい部分ハゲの隠し方知りませをんかね?戦えど一生治る気がしないんだけどこの痒み。

リーブ21にもアデランスにもお世話になりたくないよお……とか頭皮用の傷跡に元々髪が薄い父親の前でそんなこと、言える訳もなく。

みんな、頭皮は大切にしようね。もうそれだけだよ。